なんやかんや言いながら、バッソの作品を取上げるのは、これで6枚目。今回の共演は、共演はエンリコ・ラヴァ(tp)にアンドレア・ポッザ(p)などで、クィンテットでの録音です。兎に角、バッソとラヴァで壺に入った心地よさを一瞬でも醸し出してくれたら、それで満足であります。
気持ちを傾けて聴けば、微笑みかけてくれる。気持ちを他に移すと、優しく空間を包んでくれる。そんな内容であり、心地よい作品です。何故か気持ちが集中した『all the things you are』での、ラヴァからバッソへと展開される演奏が、心地よさの壺に入り込みました。 b