スティーブ・グロスマンのリーダー作は、このコーナーで2枚取上げました。それらは1990年代に録音されたものでしたが、今日取り上げるのは1979年の録音の作品です。
この時期のグロスマンと言えば、ストーン・アライアンスでの1977年録音のものを、このコーナーで紹介したことがあります。それはロック色を強く反映しながらも、グロスマンの止まることのない勢いあるサックスに酔いしれたものでした。
今日取り上げる作品は、当時吹き荒れていたフュージョンの世界で活躍した方々が、参加しています。どんなものなのでしょうか。
やはりフュージョン、遺物ですね。菊池雅章が参加している「パステル2」が気に入りました。スロー・ナンバーを気入れて吹くグロスマンはカッコいいです。