2009年5月12日掲載
Mike Nock          Ozboppin'
Naxos原盤           1998年1月録音

マイク・ノックと言うピアニストについては、一時は好きでよく聴いておりました。2000年初頭のことで、このコーナーでも4枚取り上げております。今日紹介する作品は、そんな時期に購入したもの。Tim Hopkins(ts),Phil Slater(tp),Cameron Undy(b),David Goodman(d) との録音です。

 オズボッピンと言うタイトル名を調べてみたのですが、何も分からず。ノックの造語なのでしょう。

20090512

 良くも悪くも、2管の使い方で曲ごとの印象が大きく変わります。中にはビッグ・バンドの陽気さを狙いながら空振りに終わった曲もあります。そんな中で気に入ったのが、ノックの粒が輝くピアノがじっくりと味わえ、ベースの音が効果的で、2管の色合いを活かしきった重厚感のある『Exile』が気に入りました。