ジャズを聴き始めて7年が過ぎた辺りで、そろそろ日本人の作品にも手を出すかとも思いだし、購入した作品です。ブルー・ノートの姉妹レーベルとして設立されたサムシン・エルスからの作品であり、日野皓正という有名な方の作品ということも、購入の理由でした。購入した当時は何度も聴いたのですが、それ以降は仕舞い込んだままですので、27年振りに聴くことになる作品です。
27年前と同様に、繰り返し聴いておりました。ギターが入ったり、サックスが入ったりの曲によって変わるメンバー構成ですが、全編通して恰好よく決まったジャズ・マンの姿がさり気無く伝わってきます。そして曲調を変化させて続く選曲も素敵で、そこも飽きずに聴き返すポイントなのでしょう。日野の盟友ジョンスコのギターも、ジョンスコの個性を発揮しながらも全体の味わいに溶け込んでいます。
この作品はこれでまた仕舞い込むことになりますが、少なくともあと1回は聴き返すことがあるでしょう。