やはりダラー・ブランドと言えば、この作品になってしまうのかな。ネットで調べても、この作品に関する情報ばかりです。
1934年に南アのケープタウンに生まれた彼は、祖父の影響でピアノを弾き始めました。1962年に渡欧し、2年間はスイスで活動。1963年にはエリントンに紹介され、録音の機会を得たとのこと。その後にNYに移り、コルトレーンやコールマンとも活動を行ったそうです。その後は、アフリカ,欧州,アメリカと移動しながら活動していたとのこと。
今日取り上げる作品は、コペンハーゲンで吹き込まれた、ピアノ・ソロ作品です。
左手で地面をゆったりと走っているようなリズム感、右手で自然を感じさせるメロディ。左手がアフリカで、右手がヨーロッパを感じさせる演奏。個性豊かなピアニストの、一世一代の演奏が聴ける作品です。