2009年1月11日掲載
Ignasi Terraza        In A Sentimental Groove
自主制作盤               2005年9月録音

 テラザさんの作品は過去に3枚取り上げております。今回取り上げるのは、どこにもレーベル名の記述が無いので、自主制作盤なのでしょう。兎に角、ジャケットのセンスが良い。バルセロナのスタジオでの録音なので、バルセロナ周辺での撮影なのでしょう。3色の配置と光の当たり具合から、乾いた空気感が伝わってきます。Pierre Boussaguet(b),Jean Pierre Derouard(d)との録音です。

20090111

 哀愁漂う中での、緊張感が張り詰める瞬間が、何度も提示される作品です。日本人好みの作品でしょう。その哀愁と緊張感が途切れる時間が長いと、少々いらつきを覚えますが、それは贅沢な悩みでしょう。