1965年11月の「Meditation」レコーディング後にコルトレーンの元を去ったエルヴィンの、独立後の初リーダー作品を今日取り上げます。サド・ジョーンズ,モブレー,そしてダラー・ブランド等が参加しています。数多くのリーダー作品があるエルヴィンさん、その中には素敵な作品が多いのですが、この作品は語られることが少ない作品です。
張り切った演奏ですが、ピアノ・ソロになると、異質な響きに聴こえます。その意味で、ピアノが主役の「Tintiyana」では、ダラー・ブランドの魅力を楽しめる内容です。いずれにしても、中途半端な内容です。