2015年12月1日掲載
Nancy Wilson      But Beautiful
Capitol原盤          1969年11月録音

 大御所ナンシー・ウィルソンさんを「今日の1枚」で取上げるのは初めてですので、新・世界ジャズ人名辞典から彼女の経歴を紹介します。 

 1937年にオハイオ州に生まれた彼女は、高校時代から歌い始め、ローカル・グループで活動していました。その後にラスティ・ブライアント楽団に入り各地を巡業し、1958年に退団して、かつて共演したキャノンボール・アダレイを頼ってNYに活動場所を移しました。その後キャピトルと契約しました。第一作がいきなりヒットし、人気者となった彼女は、1979年までの20年間キャピトルに所属し、40枚以上の作品を残しました。 
 その中の人気盤の一つが今日取り上げる作品です。ジノ・バタチーニ(g),ハンク・ジョーンズ(p),ロン・カーター(b),そしてクラディ・テイト(d)との録音です。

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 少しハスキーで、適度にソウルフルで、凄い歌唱力のお方。ベースに乗ってクールにソウルに「Suppertime」ギターと共に絶妙なハスキー・ヴォイスで歌いあげるタイトル曲と続く展開が、素敵な作品です。