ランディ・ウェストンのリーダー作品となると、1999年4月28日に「今日の1枚」で取上げた「Jazz a la Bohemia」だけが私の持っている作品でしたが、数年前のCD廉価盤ブームで1枚増えました。それが今日取り上げる、本作品です。
1960年代にアフリカで活動していた彼の、「大傑作」だそうです。「Jazz a la Bohemia」は「取っ付き易いモンク風の演奏」と評しましたが、アフリカでの活躍はどのようなものなのか、聴くのが楽しみです。ブッカー・アービン(ts),レイ・コープランド(tp)が参加しているのも、興味深いです。なお本作品は、当初は自主制作されBAKTONというレーベルから限定発売され、その後アトランティックが権利を買い、広く世の中に広がりました。
特段アフリカを感じるものはなく、明るいジャズを楽しみながら、彼の曲作りの上手さを堪能する1枚です。