しかし「Dark Beauty」はどこに行った。CDで持っているはずの作品、何度も聴きました。しかしこの「CD収納箱をひっくり返して ピアノ編」は、あと3回計画しておりますが、その中に入っていない。過去ドリューの作品を5枚取り上げていますが、その中には入っていない。そうなると「Dark Beauty」をどうしても聴きたくなる。
でも今日取り上げるのは、「Dark Beauty」と同じ年に同じレーベルに吹き込んだ作品です。ペデルセンとヒースが参加しての、ピアノ・トリオ。「Dark Beauty」の影に隠れている作品です。
ドラムのパタパタした録音は嫌なものですが、それ以外は気軽に楽しめるピアノ・トリオ作品の代表格と言える内容です。流石は名盤「Dark Beauty」の続編と言えるもの。ピアノとベースの響きの豊かさに乗って、ドリューの笑顔が目に浮かんできます。
さて1987年に発売されたCDを持っているのですが、追加曲が3曲あり。この中の2曲は、眉間に皺を寄せたドリューの顔が浮かんでくるような演奏です。こんな曲がうまく配置してオリジナルで発売されていたら、この作品はもっと人気作になっていたことでしょう。