2016年12月3日掲載
Nat Adderley           Much Brass
Riverside原盤           1959年3月録音

 ナット・アダレイは1955年にお兄さんとNYに進出しバンドを結成しますが、長続きせず。再び二人でバンドを結成するのは、1959年のことでした。
 本盤はその直前に吹き込まれたナットのリバーサイド2作目になります。 スライド・ハンプトン(tb),レイモンド・ジャクソン(tuba),ウィントン・ケリー(p),サム・ジョーンズ(b),そしてアル・ヒース(d)との吹き込みになります。

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 1曲目はジジ・グライス作の「Blue Concept」です。この曲では少しメンバーの担当楽器に変化を加えており、ハンプトンがチューバ,ジャクソンがベース,そしてサムがチェロを演奏しております。
 これはチェロの響きを加えたいとのナットの考えでしょうが、上手い効果をこの曲に与えております。チェロの響きにナットのコルネットが乗っての、優しい演奏になっております。