ヴァイブ奏者のロイ・エアーズの初リーダー作は1963年6月の録音で、昨年末にここで取上げました。今日紹介するのは2枚目のリーダー作品で、初作から4年近く経過してからの吹き込みになります。チャールズ・トリバー(tb)やジョー・ヘンダーソン(ts)などが参加しております。
なおタイトルにあるvirgoという英単語を私は知らなかったので調べてみましたら、おとめ座とのことで、所謂星座占いでは8月23日から9月22日あたりを指すとのこと。ならばとエアーズの誕生日を調べると1940年9月10日。深い意味はありませんでした。
長尺のタイトル曲が、この作品の聴き所でしょうかね。スロー・ブルースを、エアーズ,ヘンダーソン,トリバー,そしてハンコック(ロニー・クラークという変名で参加)のソロで構成しています。何気ないブルースなのですが、3者の対比を興味深く聴くことができます。