この作品の入手経緯が思い出せません。ペラ紙ジャケでCDが裸で入れられており、裏ジャケにはプロモーション盤との明記されています。どこかのお店でおまけとして頂いたものかもしれません。
主役はピアニストのラリー・ゴールディングス、John Sneider(tp),Ben Allison(b),Matt Wilson(d)との演奏で、1曲だけMadeleine Peydouxが歌っております。
ラリーさん自体は1968年生まれで、これまでに10枚を超えるリーダー作を発表しており、この作品も当然その中に含まれています。 こう書きながらネットでいろいろと調べていますが、今年の6月に来日したようです。なおラリーさん、オルガン,ハーモニカ,アコーディオン等も演奏しています。
環境音楽にジャズ味を加えたという作品です。そんな感じで1時間近くはゆったりした独自の味わいで進んで行きますが、音としては主役の鍵盤楽器よりも、トランペットがキーになっております。Larry Goldings作の「Dario And Bario」での北欧の寒さの緊張感のような演奏が素敵でした。