ギル・エヴァンスの代表作を酷評してしまいましたが、私が好きで聴いていたギルさんの作品は、この時代のものです。お目当てはアダムスだったのですが、それ以外にも数多くの著名ミュージュシャンが参加している作品です。
第1集はLPで持っているため、それを取り上げるのは、かなり先のことになりそう。CDで持っている第2集からの紹介です。
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各ミュージュシャンの刺激的な音を上手く活かしたアレンジの後に、その刺激的なソロが続く内容で、ビッグ・バンド毛嫌い派の者にも楽しめる内容です。ジミ・ヘンの名曲『ストーン・フリー』でのアダムスのソロは圧巻もの。またこの曲でのスリル感は、他では味わえない出来です。1集同様に、素晴らしい作品です。