ブルー・ミッチェルと言えば、ホレス・シルバーのバンドでの活躍が印象的であり、またリバーサイドへ吹き込んだ「ブルース・ムーズ」でありますでしょう。
今日取り上げる作品は、大名盤「ブルース・ムーズ」の前年に吹き込まれたものです。 カーティス・フラー,ジミー・ヒース,そしてウィントン・ケリー等との演奏です。

3管での演奏も温かみがあって良いものですが、やはりワン・ホーンでの演奏が聴きどころ。ベニー・ゴルソン作の「Park Avenue Petite」でのバラッド演奏の色気は、心に沁み入るものです。これが翌年の大名盤吹き込みに繋がっていきます。