これは渋谷ジャロさんの新譜コーナーで1998年に購入し、「今日の1枚」で掲載しないままに眠っていた作品です。難しそうなフリの作品だなとの感想だったと、微かに記憶しております。
さてユリ・ケインさん,或いはウーリー・ケインさんとも日本語表記されるこのお方の経歴ですが、いつものネタ本には掲載なくネットで調べたのですが、肝心の彼のページには私のブラウザではアクセス出来ませんでした。 1956年フィラデルフィア生まれで、数多くの作品を発表し続けているピアニストとの情報だけを得ました。James Genus(b)とRalph Peterson Jr.(d)との演奏です。
しっかりとしたピアノ・トリオでのジャズを味わえる内容です。攻撃的な言葉数多いピアノ演奏が、微笑ましく聴ける内容です。刺激的なドラムとの相性も良く、18年前の記憶など当てにならないと思った次第です。