ノックの作品については、1990年録音と1996年録音と2枚のトリオ作品をここで取上げてきました。今日取上げるのはソロ。前の2作の中間に録音されたものです。
SJ10月号の輸入盤ワールドで取上げられており、絶賛されています。この記事で思うのは2点。本当に良いのか。書いているのがユニオンの人間ですので、大量仕入れしたこの盤を売らんかなの作戦なのか。
さぁー、どっちでしょうね。
甘さを排した演奏の甘い曲は、貫禄を伴って圧倒的な存在感を示しています。オリジナルの圧倒的な出来映えも、大きく貢献していますね。「touch her soft lips and part」「variations on pachelbel's canon」が、その代表。 ピアノ・ソロがダメという方以外には、素直に薦められる1枚。