ここでバッソを取り上げるのは、4枚目になります。かつて取り上げた3枚は、1勝2敗の内容。渋谷ジャロさんの中古コーナーでこの作品を見たときは、クァルテットでの演奏なので、これで勝率を5割に乗せられるのではと思った次第です。
そして、今クレジットを眺めているのですが、「CoJazz Featuring Basso」となっている。つまり、Andy Scherrer 率いるユニットへ、バッソがゲスト参加した形になっている。話がややこしくなってきた。兎に角聴いてみようと思いながらも、CoJazz について一言触れておこう。
ここでかつて取り上げた2枚とは、Andy Scherrer がテナー・サックスを吹いている作品と、ピアノを弾いている作品である。この2枚とも渋谷ジャロさん中古コーナーで入手したもので、結構気に入っている。さて、今回の作品なのですが、Andy Scherrer はピアノを弾いております。
枯れた円熟味を味わえる、テナー・ワン・ホーン作品。どーてことないと言えばその通りあり、予定調和と言えばその通りなのであるが、安心感のあるユッタリさを味わえる作品であります。