CD発売を待ち望んでいた作品です。以前にCD発売されたと思うのですが、その時は買いそびれてしまった。その後、この作品への高い評価を目にする度に、後悔しきりでした。
今回Evidenceというレーベルから再発されたわけですが、原レーベルは記したものと違うかも知れません。
John Hicks(p),Walter Booker(b),Idris Muhammad(d)が参加しているクァルテット編成でのライブ盤であり、今回のCD発売に際して21分の演奏時間の曲が追加されております。
コルトレーンの精神を一般のミュージュシャンが受け継ぎ演奏を続けてきたのが、ここでのファラオ。インパルス後期の神懸りコルトレーンと比べら場合、聴く場面を選ばなくてすむ演奏なんだ。フリーキー・トーン爆発の1曲目「you've got to have freedom」にしたって、軽い気分で楽しめる。ドラム爆発の「pharomba」は、笑顔で聴けるもの。これはこれで最高なのだ。笑顔で聴けるコルトレーンとは、良いじゃないか。
この時代の作品が数多く、Evidenceから復刻されている。次の帰国の時に買いたいものだ。