ディスクユニオン関内店中古CD半額セールで、150円で購入した作品です。
既に20枚ほどの作品を発表している人気者カサンドラ・ウィルソンですが、私が持っている作品、「今日の1枚」で取り上げた作品は3枚であります。それらは彼女が活動を始めた1980年代後半に録音されたものです。
ウィキペディアによれば本作は「ミシシッピ川のデルタ地帯でブルースに根ざしたレコードを作る」意図で制作されたものです。
久しぶりの彼女の作品を聴いてみます。
私は映画「ラスト・ワルツ」を観てからザ・バンドを聴き始めたのですが、彼らの名曲「The Weight』が本作の1曲目に入っています。また私はストーンズのアルバムで発売と同時に購入したのは「ラブ・ユー・ライブ」(当時は凄い日本名でしたが)からですが、そこで取り上げていたミシシッピ・フレッド・マクドウェルの「ユー・ガッタ・ムーヴ」も本作に収録されています。他の曲も詳しい方からしたら、有名な曲ばかりなのでしょう。
私が聴いていたカサンドラさんよりは声が太くなったかなと感じながら、アメリカに馴染み込んだ曲を、ブルースとジャズのセンスで素晴らしく表現した内容になっている作品です。
本作はかなりのヒット作になったとか。中古市場にもかなりの枚数が流れ込んだことで、2001年のカサンドラさんに触れることが出来ました。