ディスクユニオン関内店中古CD半額セールで、300円で購入した作品です。
1970年代から1980年代初めまでのアーサー・ブライスのリーダー作は追っかけており、CDで持っている2枚はかつて「今日の1枚」で取り上げました。
しかしそれ以降となると、アーサー・ブライスがサイドで参加する演奏を聴くだけでした。
ジョン・ヒックス(p),セシル・マクビー(b),そしてボビー・バトル(d)とのヴィレッジ・ヴァンガードでの1993年の演奏を聴いてみます。
なにもアヴァンギャルで演れということではないけれど、演奏に刺激が薄すぎるなと感じました。このメンバーでのライブであり、また歴史のあるエンヤが発売を決めたわけなので、そこそこのレベルの演奏ではあります。しかしこのメンツ、もう少しまぶしさがあっても良いのでは。
仕事で使う名刺はbusiness cardですが、個人的な場面での名刺はcalling card、また英国ではvisiting cardというそうです。訪ねたけれど相手が不在の時に置いていくそうです。そんなcalling cardがアルバム名なので、このCDはライブに来れなかった人への名刺の意味合いなのかもしれません。とするならば、もう少し印象に残る名刺ならばなと感じます。