オリバー・レイクの、ベース抜きのカルテットでの作品です。前作と思われる「Prophet」から、ベースを抜いたメンバーでの録音です。
オリバー・レイクが描いたジャケットは、人間の顔なのでしょうか。アルバム名はオリバーの親友のなとのことです。
各メンバーの結合具合が上り坂の時点でのスタジオ録音だと、感じました。各曲は特徴を持ちながら、通じ合うものがあります。それを各メンバーの個性ある演奏と一体感、これが両立した演奏です。1970年代に模索してきたことがここに結合し、1980年代に進むべき道を示している作品です。