例の幻本の影響力の凄さを実感したのが、この作品の再発であります。YVPは再発しなことで有名なレーベルであるのですが、この作品に関してはついに昨年再発されたのです。Klaus Wagenleiter(p),Thomas Stabenow(b),Harald Ruschenbaum(d)の三人組み。2曲だけJutta Gruberが歌っております。因みに、この3集目は昨年ここで取上げました。
心にぐさっと突き刺さる演奏ではなく、心を和やかにさせてくれる演奏です。3集目とは趣が違っております。その中では、何気ない和やかさの『one for roman』が気に入りました。ただ作品としては、少しインパクトが弱いものと言えるでしょう。