2005年2月20日掲載
Joe Haider             One For Klook
Sound Hills原盤      2004年録音

 ジョー・ハイダーの作品は、2000年録音盤2001年録音盤を取上げましたが、60歳半ばの演奏とは思えない素晴らしいものでした。今日取上げるハイダーの新譜は、これまた大ベテランのダスコを迎えてのもの。当初はこの盤を買う気は無かったのです。近年のダスコには魅力を感じていないこと。そして、この二人が組んだ場合、互いを遠慮しあって、魅力を打ち消しているのではないかということ。

 では何故買ったかと言えば、僕の貧乏性ゆえのこと。ネット通販店DNは、1万円以上の注文は送料無料。11月末の注文の際には、あと僅かで1万円に届かなかった。ならばと、その内容は見えてしまうが退屈はしないであろうと、発注に至った次第です。

20050220

 ジャケットに写るハイダーの視線の強さの通り、緊張感あるピアノ。ハイダーの音楽人生は、ここ数年のためにあったと思うほどの、充実振りですね。さらに、バックのベテラン二人(b&d)の演奏、そして息の合い方も充実。

 こんなピアノ・トリオ演奏の次の曲は、ダスコ入りのクァルテット演奏。ここで心配した通りに、平凡な演奏に終始しております。この充実トリオから平凡クァルテットの展開が2回繰り返された後に、この盤の白眉が待っていました。

 クァルテットで演奏されたハイダー作の『friends』における、両者の研ぎ澄まされた演奏はなかなかの聴きモノでした。

 このアルバムのタイトルは、フレンズにすべきと思いながら、聴き終えた作品でした。