2004年4月24日掲載
Charly Antolini       Drum Beat
SABA原盤               1966年6月録音

 1935年スイス生まれのドラム奏者チャーリー・アントリーニは、1950年代後半からプロ活動を行っており、ディキシー・バンドやビッグ・バンド等でも活躍されていた方だそうです。

 このコーナーで取り上げた作品では、「時計のライス」に参加されてた方なのです。もう一つSuper-Trio の Happy Hour にも参加しているのですが、そこで失礼なコメントをしていた。アントリーニを知名度の低い方と書いてしまっているのだ。今日取り上げる作品を聴いて、それを反省するかどうかがポイントですかな。

 アントリーニのキャリアに相応しく、5管入りの作品であり、ピアノにはライスさんも入っております。

20040424

 爽快・快適ドラム。ただでさえノリの良い曲である「The Preacher」が、アントリーニの手にかかればそのノリも絶好調を迎えている。5管の引き連れ方も流石の慣れ方で、これも良い感じ。ライスのオルガンとのデュオで演奏している曲もあるが、基本は爽快。そこを楽しむ1枚。