2003年8月9日掲載
Carmen Lundy        This Is
Justin Time原盤     2001年6月録音

 この初めてこのコーナーで取上げるカーメン・ランディさんは、実はこのコーナーに縁が深い人なんです。そして僕がインターネット上での人との繋がりを実感した方。
 先に申し上げますが、今日の主役は、ベーシストのカーティス・ランディさんとは兄妹(或いは姉弟)なのです。

 カーティスの1999年録音の「Against All Odds」に参加しており、僕はカーティスの奥さんではとコメント。で、この「Against All Odds」に参加しているテナー・サックス奏者シェリー・キャロルさんの奥さん(日本人)からメールを頂き、何度かメールをやり取りしました。その中で教えて頂いたのが、カーティスとカーメンの関係です。その後取上げたカーティスの作品に、このことを書いておきましたけどね。

 でも、その時はカーメンさんが有名な方だとは知らなかった。旺角のCDショップ信昌唱片でこの盤を見た時に、僕の認識不足を反省しました。彼女の1985年録音の「good morning kiss」は有名盤だそうですね。今日取上げる彼女の新譜では、コンボをバックに、全て彼女自作の曲を歌っております。

20030809

 バックが僕好みなんだ。ベースにカーティス、ピアノは全曲ではないがアンソニー・ウォンゼイ、ドラムにはラルフ・ピーターソン,アルトのボビー・ワトソンと言った具合。快調なバックの演奏でのカーメンさんは、僕には大味に感じてしまう内容。多分、この作品以外に彼女のは買わないだろうな。

 それと、カーティスとの関係は有名な話だとのお叱りを、匿名さんから頂きました。