ジャズ・ピアニストのエドワード・サイモンが大人数で2012年に吹き込んだ作品を今年の2月にここで取り上げましたが、今日は2014年にトリオで録音した作品を聴いてみます。
Scott Colley(b) と Brian Blade(d) との演奏で、収録曲も三人のオリジナル曲が並んでいます。
アルバム名の曲はありませんので、この「鋼鉄製の家」というのが、このアルバムのテーマなのでしょう。ジャケには草原に放置されたボロ車が写っています。
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「現代ジャズを代表する超強力メンバーによるピアノ・トリオ作品がリリース」と、ネット通販の本作品紹介ページに書かれています。いろんな年代の音楽を吸収してきた方々による、今の作品なのでしょう。
断片的に感じてくる表現の深みに聴き入る場面もあり、気持ち良い音楽なのねとの重いだけの場面もあり、私はそんな感想で聴き終えました。