ディスクユニオン関内店中古CD半額セールで、300円で購入した作品です。
Wikipediaによれば60枚ほどのリーダー作品を残したオルガン奏者ジミー・マクグリフですが、オルガンの演奏を始めたのは、二十歳になった1956年のことでした。
私は中古で出会った本作品は、2011年に国内廉価盤CDで発売されたもので、それが国内初CD化とのことです。ブルー・ミッチェルをはじめとする管楽器奏者四人が、本盤には参加しています。
草むらに寝転ぶ女性を「虫」に例えているジャケと思いましたが、「worm」はスラングとして幾つかの意味があるようです。
オルガン・ジャズ・ファンクの魅力が溢れている一枚です。アップ・テンポで楽しく聴き通す一枚ですが、スロー・テンポの「ガール・トーク」のような曲があと一曲あれば、アルバムとしてのメリハリがつき、さらに聴きごたえがあったのかと思いました。