2018年2月7日掲載
Jim Hall & Pat Metheny
Nonesuch原盤           1998年7月録音

 この作品の購入経緯が思い出せません。新譜発売の時に購入したのではなく、2011年に再発された際に購入したものです。

 当時はペナンに住んでおり、3ヶ月に1度は帰国しておりました。そんな際には、アマゾンに日用品を含めて色々と注文して、ペナンに持って帰っておりました。そんな注文の際に、勢いでクリックして、本作品を入手したのでしょう。しかし内容については、記憶になし。

 ギター界の大御所二人の作品を、今日は聴いてみます。

20180207

 Right Track Studiosは、マンハッタンのど真ん中、セントラルパーク近くの劇場街にあるスタジオです。

 またManchester Craftsmen’s Guildは、ピッツバーグのオハイオ川沿いにある音楽美術の若者育成施設のようです。

 ジム・ホールとパット・メセニーの本デュオ作品はこの2箇所で、演奏されたものです。Manchester Craftsmen’s Guildではライブ演奏で、拍手からすると500人ほどの観客を前にしての演奏にようです。

 スタジオではエレクトリックギターのジム・ホールに対して、アコースティックギターでのパット・メセニーの演奏が主になっています。一方、観客を前にしての演奏では、両者共にエレクトリックギターでの演奏が主になっています。その演奏の中身は、漂うような居心地の良さの中に、両者のギター魂の会話が聴ける内容になっています。演奏に身を任せれば穏やかな時間の流れとなるし、演奏に気持ちを集中すれば両者の意気込みに震えたつものです。

 聴く度に違う姿を感じる、ギター好き必聴の作品と言えます。