自主制作盤のようです。愛嬌のある顔立ちののアンドレアさんですので、アット・ホームな歌声が聴けるのかと思い、渋谷ジャロさんの山積中古コーナーから、引き抜いたのでした。ネットで調べる限りアンドレアさんは、この作品の他に昨年に発売された作品があるようです。1990年代中頃からNYで活動している方です。Joe Vincent Tranchina という、これまた無名のピアノを中心にしたバック陣との録音になります。
声量は少なめで、音域は狭く、デビュー作品は自主制作するしかなかったのが頷ける内容です。真面目に丁寧に歌っておりますので、その部分では好感が持てます。しっとりと歌った『no moon at all』が印象に残りました。