イリアーヌ・イリアスさんはピアノ弾語りの方です。既に20枚近い作品を発表しており、このコーナーでは割と最新作に近い「kissed by nature」を以前取上げました。その時はフュージョン色に嫌気がさして、かなり冷たいコメントを書いたものでした。今日のは彼女のレコーディング暦の中間にあたるもの。コンボをバックに自作曲を中心に歌っております。
ボサノバの雰囲気を大切にした演奏であり、イリアーヌさんは歌よりもピアノ演奏に力を入れております。何か褒め言葉を一つ書こうと思いながら聴いていたのですが、気軽に聴く作品ですというのが、精一杯のコメントになります。