僕にとっては2001年録音の作品「This Side Up」からのジェシカ・ウィリアムスさんですが、ベテランのお方。
今日取り上げる新譜は渋谷ジャロさんで買ったのですが、お店には1980年代の彼女の作品が流れておりました。店主に聞いたところ、昔からピアノ・ファンには有名なお方だとか。
今日取り上げる作品は、ピアノ・ソロの作品であります。
力強いタッチと文学的ピアノを堪能出来る1枚。
ところでMaxJazzはライナー・ノーツが封入されている作品が多いが、これには入ってなかった。ジャケ自体には詳細なレコーディング・データが記載されていないので、ライナー・ノーツの封入し忘れなのであろう。
全10曲の中に他の重厚な色合いとは違って、日本のあぜ道を歩いている気分にさせる雰囲気になる演奏のジェシカ作「Toshiko」がある。これは、秋吉敏子のことなのであろうか。
ライナー・ノーツにその辺が書いてあるのではと、このレーベル所在地であるセント・ルイスのパートのおばちゃんの封入忘れを恨んでおります。