7126番の作品で、このレーベルの輝かしい時代である1957年発売辺りのもの。7125がレイシーで7127がクイニシェットというのも、このレーベルを物語っていますね。
名盤から半年後の吹き込み作品であり、ロリンズの絶頂時代の吹き込みであります。ドリュー,モロウ,ローチとのクァルテットであり、アール・コールマンの歌が2曲聴ける内容です。
どちらかと言えばロリンズの中で目立たない作品です。
ロリンズ作の3曲、これがほとんど曲ではない。ごく簡単なリフだけの内容なのであるが、ロリンズの音色一つで聴かせている。圧倒的なロリンズの存在感なのであるが、作品としてはやはり歌心が必要であったかな。全く場違いな雰囲気でコールマンの歌が流れているのが、笑い所か。兎に角ここでのロリンズ、好きです。