2002年12月28日掲載
Coleman Hawkins     Hawk Eyes!
Prestige原盤          1959年4月録音

 貫禄のホーキンス、プレスティッジの作品では以前「soul」を取上げましたが、その翌年の吹き込み作品です、これは。ペットとギター入りのシックステットでして、ピアノは「soul」と同様にレイ・ブライアントとです。

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 この時点でホーキンス御大は、57歳。しかし、絶好調の音色。脂ぎっている50歳台だったんだろうな、夜も凄かったのだろうなと、ソウルフルなタイトル曲を聴きながら思った。

 このタイトル曲では、47歳のタイニー・グライムスのギターも御大に負けずに大爆発。このリフのカッコ良さは、その後のブリティッシュ・ロックの流れに繋がったのではと思った次第。

 そして、グッドマンやトミー・ドーシーの楽団で鍛えられたペットのチャーリー・シェイバースの高音爆発もお見事。テナー,ギター,ペットの音色に惚れたタイトル曲以外でお勧めは、御大ワン・ホーンでかましてくれたバラッド「la rosita」。御大の表現力はさすがですね。

 こういう作品、たまに聴くと最高ですな。