アルバムの内容は高かったものの、ウィリアムスのドラムの音自体に大いなる不満を抱いた前作から1年半後に吹き込まれたのが、本作品です。前作からサックスがビル・ピアースに替わった以外は同じメンバーの、クィンテットです。曲作りの上手いウィリアムスですが、今回は8曲全てが彼の作品です。
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クィンテットのリーダーとしての役割が、ここでのウィリアムス。演奏に対しては、コメントなしですな。突出した出来の曲は無いが、及第点の出来の曲の中で、各メンバーが及第点の演奏をしております。炸裂していないのが、実に残念ですね。