ジョン・アバークロンビーは1967年にバークリーを卒業し、ノーステキサス州立大学に通い、1969年にNYに移り、プロ活動を始めました。1975年にECMから初リーダー作品を発表し、自分の進むべき方向に進み始め、そしてジャック・ディジョネットとデイブ・ホランドとゲイトウェイとして活動を始めました。(Wikipedia)
今日取り上げるのは、そのゲイトウェイの第一作です。Wikipediaによればゲイトウェイ名義のアルバムは今までに、合計4枚あるとのことです。
私が持っている国内版CDではジョン・アバークロンビーのリーダー作として本作を扱っていますが、三人が共同リーダーというのが正しいところでしょう。
三位一体、インタープレイの演奏で熱気あるものです。三人が一つになってとの意識があっての演奏でしょうけど、私には「オレがオレが」の部分もあるように感じ、しかしそれが素晴らしい方向に動いているのが素敵なところです。三人が刺激しあっての演奏であり、これがインタープレイなのでしょう。
ロックの要素が強く感じる演奏があり、フリーの妖しさの演奏もあり、聴く方が心していれば三人の濃い世界に浸れます。