ジョン・マクラフリンのこの電気ギター作品ですが、参加メンバーは豪華の一言です。私が持っている国内盤の帯に書かれているメンバーだけでも、次の通りです。
チック・コリア、デヴィッド・サンボーン、スタンリー・クラーク、アルフォン・ジョンソン、ジャック・ディジョネット、トニー・ウィリアムス、ビリー・コブハム。フュージョンには接して来なかった私でも、よく知っている名前が並んでいます。
ウィキペディアを参考にこの作品について触れます。私はまだ持っておりませんが、マクラフリンは生ギターでの活動となるシャクティというバンドで活動した後の、第一弾ソロアルバムが本作品とのことです。
「シャクティで何年もの間アコースティック・ギターを弾いていたので、久し振りにエレクトリック・ギターに戻り、"西の音楽"をやってみたくなった」
「ご無沙汰していた友人をここぞとばかり呼んだ」
こんな気持ちでマクラフリンが制作したアルバムを聴いてみます。
1曲目はマクラフリン作の「New York on My Mind」で参加メンバーは次の通り。
Jerry Goodman – violin
Stu Goldberg – Minimoog, electric piano & organ
Fernando Saunders – bass
Billy Cobham – drums
ゆったりしたブルース感覚をお洒落に表現した演奏です。 2曲目は「Friendship」で参加メンバーは次の通り。
Carlos Santana – guitar
Tom Coster – organ
Neil Jason – bass
Narada Michael Walden – drums
Alyrio Lima – percussion
Armando Peraza – conga
マクラフリン作ですが、いつかどこかで聴いたことがありそうなメロディが、心に残る演奏です。
4曲目はマクラフリン作の「Do You Hear the Voices That You Left Behind?」で、次の方との演奏です。
Chick Corea – Minimoog & electric piano
Stanley Clarke – bass
Jack DeJohnette – drums
マクラフリンの電気ギターの心に届く音色とメンバーとの掛け合いに、聴き入った演奏です。
最後にはスタンダードの「My Foolish Heart」はマクラフリンひとりで演奏されており、彼は心で演奏するギタリストであることを感じて、この作品を聴き終えました。
(曲毎の参加メンバーはWikipediaからのコピー&ペーストです)