2022年2月8日掲載
John McLaughlin       Electric Guitarist
Columbia原盤             1978年1月録音

 ジョン・マクラフリンのこの電気ギター作品ですが、参加メンバーは豪華の一言です。私が持っている国内盤の帯に書かれているメンバーだけでも、次の通りです。

 チック・コリア、デヴィッド・サンボーン、スタンリー・クラーク、アルフォン・ジョンソン、ジャック・ディジョネット、トニー・ウィリアムス、ビリー・コブハム。フュージョンには接して来なかった私でも、よく知っている名前が並んでいます。

 ウィキペディアを参考にこの作品について触れます。私はまだ持っておりませんが、マクラフリンは生ギターでの活動となるシャクティというバンドで活動した後の、第一弾ソロアルバムが本作品とのことです。


「シャクティで何年もの間アコースティック・ギターを弾いていたので、久し振りにエレクトリック・ギターに戻り、"西の音楽"をやってみたくなった」

「ご無沙汰していた友人をここぞとばかり呼んだ」


 こんな気持ちでマクラフリンが制作したアルバムを聴いてみます。

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 1曲目はマクラフリン作の「New York on My Mind」で参加メンバーは次の通り。

Jerry Goodman – violin
Stu Goldberg – Minimoog, electric piano & organ
Fernando Saunders – bass
Billy Cobham – drums

 ゆったりしたブルース感覚をお洒落に表現した演奏です。 2曲目は「Friendship」で参加メンバーは次の通り。

Carlos Santana – guitar
Tom Coster – organ
Neil Jason – bass
Narada Michael Walden – drums
Alyrio Lima – percussion
Armando Peraza – conga

 マクラフリン作ですが、いつかどこかで聴いたことがありそうなメロディが、心に残る演奏です。


 4曲目はマクラフリン作の「Do You Hear the Voices That You Left Behind?」で、次の方との演奏です。

Chick Corea – Minimoog & electric piano
Stanley Clarke – bass
Jack DeJohnette – drums

 マクラフリンの電気ギターの心に届く音色とメンバーとの掛け合いに、聴き入った演奏です。


 最後にはスタンダードの「My Foolish Heart」はマクラフリンひとりで演奏されており、彼は心で演奏するギタリストであることを感じて、この作品を聴き終えました。

(曲毎の参加メンバーはWikipediaからのコピー&ペーストです)