チック・コリア率いるリターン・トゥ・フォーエヴァーの第5作目は、前作録音から半年後に制作されました。メンバーも前作と同様に、アル・ディ・メオラ、スタンリー・クラーク、そしてドラムスのレニー・ホワイトです。収録曲はメンバー全員で手がけた曲となっています。
本作は、グラミー賞の最優秀インストゥルメンタル・ジャズ・パフォーマンス賞の受賞作となりました。(ウィキペディア)
アル・ディ・メオラやスタンリー・クラークが刻むリズムが心地よい刺激となり、時にはファンクの香りも漂い、何よりも耳に残るメロディが響き渡る作品です。
その中で、チック・コリアのピアノの響きが印象に残る、メンバー全員で作った「Excerpt from the First Movement of Heavy Metal」でのスリリングな展開、そしてコリア作のタイトル曲でのゆったりとした不思議さが、心に残りました。