エリ・デジブリの本作品は、ご自身のレーベルでの制作販売です。このレーベルのサイトを見ますと、制作されたのは本作品だけとなっています。
Gadi Lehavi(p), Barak Mori(b), Ofri Nehemya(ds) とのカルテットでの演奏、1曲だけMoment Fugaz がギターと歌で参加しています。今回はイスラエルの仲間との演奏になっています。
ジャケでの輝くお顔のエリ、素敵な表情をしています。
録音スタジオはテルアビブにあるPluto Studios、Googleマップの解像度の良くない航空写真を見ますと、テルアビブの中心の住宅街のようなところに、そしてショッピングセンターの近くに、このスタジオはあります。
さて演奏ですが、清々しさが全編に漂う、心地よい内容です。特にエリがソプラノ・サックスを吹いている「Ocean View」は、日本の童謡にも通じるメロディであり、そこでのサックスは心に曇りがない方の演奏だと感じました。
Wikipediaによればテルアビブの都市圏人口は4百万人近くとのことです。それだけ多くの方が接している都市ですので、心落ち着く場所がいくつもあるのでしょう。この録音スタジオがある地区もそんな場所なのかと思いながら、聴き終えました。