2018年7月9日掲載
Tania Maria             Come With Me
Concord原盤           1982年8月録音

 ピアニストであり歌手のタニア・マリアさんは、1948年ブラジル生まれの方です。5歳からピアノを始め、音楽学校でクラシック漬けの日々を送っていました。そんな中でブラジル公演のオスカー・ピーターソンに出会い、ジャズに興味が移ったとのことです。1970年にプロデビューするものの注目を浴びませんでしたが、1974年に活動の場をフランスに移して以降は瞬く間に人気者となり、スターの仲間入りを果たしました。

 本作はコンコードへの3作目となり、米西海岸の売れっ子ミュージシャンを集めて吹き込んだ、大御所タニアの作品であります。

20180709

 中南米の陽気なリズムで楽しく聴く作品であり、世界中の大規模ジャズ祭りから声が掛かるのがよく分かる作品です。