2017年4月10日掲載
Basso Valdambrini Quintet plus Dino Piana
Jolly原盤             1960年録音

 バッソとヴァルダンブリーニのクィンテットに、盟友ディノ・ピアナを加えての作品を、今日は取上げます。トロンボーン奏者の参加により3管編成となったので、3管のアレンジにも興味が湧く作品であります。

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 テナー・サックス奏者のGianni Bassoに関しては、この「今日の1枚」でお馴染みのお方です。このバッソとコ・リーダーを組んでいるのは、トランペット奏者のOscar Valdanbriniであります。

 バッソと同じくイタリア・ジャズ界の重鎮であるヴァルダンブリーニに関しては、「今日の1枚」でピアナとのコ・リーダー作を2009年5月2日に紹介しました。

 そこでも書いたのですが、ヴァルダンブリーニと言えば、やはりバッソと組んでの活動が有名であります。1954年に二人は出会い、意気投合して活動し、1955年に双頭バンドを結成しました。その後はイタリアはもとより、欧州各地で活動し、高い評価を得た時期に吹き込まれたのが、本作品であります。

 Renata Sellani(p),Giorgio Azzolini(b),そしてLionello Bionda(d)とのクィンテットでの演奏です。