1950年代から1960年代に数多くの作品を発表したピアニストのレッド・ガーランドですが、その多くはトリオであったりクィンテットでの録音でした。今日取り上げる、マイルス作の曲名を付けた作品は、ギター奏者でありフルートも吹くレス・スパンが参加しているカルテットでの吹き込みです。これはキープニュースの考えによるものだと思います。サム・ジョーンズ(b),そしてフランク・ガント(d)が参加しています。
メンバーが一つになってのスイング感が魅力の1枚ですが、他の作品に比べてガーランドの魅力が薄いのが難点でしょう。掴みどころなく聴こえた1枚です。