2008年11月9日掲載
Sonny Clark            Sonny's Crib
Blue Note原盤          1957年9月録音

 ソニ・クラ第1作目では、ファーマー,フラー,そしてモブレーの3管を配したもの。2作目の本作品は、バード,フラー,そしてコルトレーンという豪華3管を配したものです。コルトレーン加入だけで豪華と評しましたが、これが録音された時期では、2作目の3管への世間からの評価は同じだったのでしょう。

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 ミドル・テンポの3管も良いし、スローの3管も良い。しかし今回惚れたのは、アップ・テンポの3管が聴ける『with a song in my heart』でした。恋の思いを熱烈に語りかけるテーマを、バードが華麗に歌い上げてスタート。そのバードのトランペットに、コルトレーンが絡み、そしてフラーも加わっていく。ソロの先発はバードだ。この勢いの良さは、バードの絶好調をうかがえるもの。この曲ではバードに一歩譲ったものの、続くコルトレーンとフラーのソロも、強い個性が感じられる演奏です。他の曲では、コルトレーンが主役になったり、フラーが主役になったりしながら、全5曲が終了していきます。

 3管のみに焦点を当てて聴いた今回ですが、勿論ソニ・クラも彼らしいファンキーさが光っておりました。