スペシャル・エディションの作品は、マレイが参加したアルバム・アルバムの興奮を求めて、10枚弱ほど買い求めておりました。その内容はライナーを書いているボブ・ブルメンタール氏の言葉を借りれば、「いつだってバラエティ豊かで、メロディ志向とノリのいいリズムが信条」というもの。そのバラエティの豊かさの中で、自分の好みにピッタリと合っていた作品が「アルバム・アルバム」ということなのでしょう。
参加メンバーは、ミック・グッドリック(g),グレッグ・オスビー(as,ss),ロニー・プラキシコ(b),ゲイリー・トーマス(ts,fl),そしてナナ・ヴァンスコンセロス(per)です。ナナの参加が一つの目玉なのでしょうか。
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凝ったアンサンブルで宙を舞う風景が広がるのですが、何故だか取り残されてしまっている感じ。明るい雰囲気が似合う欧州風レストランでのBGMといったところ。