マクリーンの二つのセッションから6曲収まっている作品です。Bill Hardman(tp),Red Garland(p),Paul Chambers(b),Art Taylor(d)との演奏から3曲。Mal Waldron(p),Arthur Phipps(b),Art Taylor(d)との演奏から3曲であります。
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クィンテットの演奏では『gone with the wind』が良かったです。一体感のある演奏で、特にビル・ハードマンのはっきりとした口調の演奏が光ってました。ガーランドに光が当たったタイトル曲がイマイチだったのが残念。
クァルテットの演奏では、『old folks』でのマクリーンの歌い上げぶりに感心。
マクリーンの諸作の中で目立つ作品ではないですが、聴けば聴いたで良い作品です。