美人に写っているクリスティンさんのジャケットを見て、渋谷ジャロさんでこれを購入したのは、1996年のこと。久し振りに手にして、内ジャケを見ると、表ジャケの写真写りの良さに感心してしまいました。
クリスティンさんはLAでコンスタントに活動しているようで、最近2枚目の作品を世に出しております。そこでは彼女、ベースを弾きながら歌っております。ではこのデビュー作はと言うと、歌手に専念しております。そしてベーシストは、御大レイ・ブラウン。ピアノはベニー・グリーンであります。ピアノ・トリオを基本にしたバックで、ギター,テナー・サックス,そしてトランペットも加わっております。
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可愛い声で歌っておりますが、なにせ音域が狭い。そこをカバーしようと、妙に力んだり、可愛さを強調したりと、涙苦しい努力を彼女は行っています。でも裏目。素直に歌ったほうが良かったと思いながら、聴き終えました。