ジェリ・ブラウンさんは歌手であり、1996年よりジャスティン・タイムからコンスタントに作品を発表しております。しかし、日本では殆ど語られることの無い歌手と言えるでしょう。僕とて、マレイが参加していなければ、買わなかった作品です。
さてこの作品ですが、まずレオン・トーマス(vo)が参加していることが、大きな特徴と言えるでしょう。またマレイの他にもテナー・サックスの、ドン・ブレイデンが参加しています。ピアノには、ジョン・ヒックスが参加しております。
♪オー・シュビ・ドゥビってな感じでのスキャットが得意なお方。バックの演奏はそつなく盛り上げている程度のもの。このジュリさんは高い柔らかい声が特徴であり、スキャット無しで正攻法で歌うのを聴いてみたいもの。またドン・ブレイデンのサックスをフューチャーした作品にも、興味が湧きました。