第1集から間髪入れずに発売された第2集を、今日取り上げます。年をとってから人気を得たホッド・オブライアンのライブ作品なのですが、初めから1集と2集と分けての発売を考えていたのでしょうから、何かそこには意図があってのことなのでしょう。
年齢を重ねたセンスの良さと、年を取ったことによる饒舌ぶりが合わさって、快調なピアノ・トリオ作品になっています。ロリンズの『pent-up house』やランディ・ウェストンの『little niles』を取り上げるセンスに感心。またエリントン楽団の曲を、有名なのと渋いのを混ぜて取り上げているのにも感心。そんな1枚です。