ウッディ・ショウ(tp,flg)がこの時代に残した作品ではこれが一番との、ネット通販店DNの謳い文句に惹かれて購入した作品です。タイトル通りに、テナー&ソプラノ・サックス,そしてフルートを演奏するTone Jansa 率いるクァルテットとの演奏です。また全6曲の作曲とアレンジも、Tone Jansa の手によるものであります。
一昨年の秋頃にフラットベット・スキャナを更新してからは、読み込んだジャケットの色をなるべくオリジナルに近づけるべく努力しております。このウッディ・ショウのジャケに写っている彼の顔色は緑なのですが、これが本当に僕が買ったCDの色であります。
しかしネット上にあるこの作品のジャケを見てみると、血色の良い色の彼が写っているのです。再発CDなので、ジャケは手を抜いてプリントしたということでしょうか。
でも演奏のほうはなかなかの熱演。この作品では、やはりポイントは Tone Jansa ということになります。1960年代前半のジャズ・シーンがお好きな方なのでしょう。モード、そして新主流派の影響を受けた演奏を繰り広げております。この作品はオランダでの録音。きっとオランダを楽旅していたウッディ・ショウを出迎えた現地のミュージュシャンが、Tone Jansaなのでしょう。上手く纏まった熱演となっています。
両者の志向がピッタリと合った『river』が気に入りました。