何故、名前であるアンと姓であるマーグレットの間にハイフォンが入っているのかと思っていましたが、解説を読んで納得。アン・マーグレットで名前なのだそうです。従って、人名辞典では「A」項目に分類されるとのこと。
そんな彼女はスウェーデン生まれで、4歳のときに家族と共に渡米したそうです。人気絶頂期の彼女の、バラッド中心の作品です。
原盤解説のハンク氏が、『そしてこのアルバムが「セクシー」そのもの』と力強く書いているが、『The Vivacious One』で僕が感じたは健康的な色気でした。1曲目のタイトル曲は、まさにその健康的な色気での可愛らしさ。「ハンクさん、力むなよ」と思いながら2曲目の『I wanna be loved』では、確かに色気たっぷりのアンがいます。しかしその色気は、思いっきり背伸びしたようなもの。従って、ハンス氏の受け止めと僕の感じ方は違うのですが、『The Vivacious One』から半年での彼女の変化は、確かに大きなものがあります。『never on sunday』のような王道アメリカン・ポップス曲でも、彼女の持ち味がはっきりと活きております。